ソーラーパネル鳩被害の拡大要因
こんばんは。雨が続いておりますが日増し暖かくなってまいりました。
開花宣言もされ、先週くらいから鶯も鳴き始め本格的な春の訪れです。
鳩は年中産卵するといいますがやはり4月の暖かくなり始めてから繁殖活動が活発になってまいります。
鳩に狙われ被害が少ないからと見過ごされている方も被害が拡大する可能性があるので要注意です。
そこで今日はソーラーパネルの鳩被害が拡大する要因を解説したいと思います。
鳩の多い少ないの地域差があります。鳩の行動範囲は20kmくらいで、近くに水飲み場と餌場があると多く鳩が生息しています。
まず初めにソーラーパネルにつがいの鳩が侵入し営巣し繁殖します。
そこから生まれた鳩は巣立ちますが成長するとパートナーを見つけ巣立ったつがいで巣へ戻ってくることが多いです。
そのように1組、2組と増えていくうちにソーラー内部が大量の糞に覆われます。鳩は自分の糞の匂いを嗅いでいると安心します。
その大量の糞が雨に流され雨樋に大量の糞が蓄積されます。雨樋に流れ込んだ糞が雨樋を詰まらせ月日が経つと発酵され土化します。
土化をすると雑草などの種子が雨樋の土に根付き草が生えてきます。また、雨樋が詰まって水が溜まり水場にもなります。
鳩にとっては巣に近い場所に餌場と水場が出来、より快適な環境になってしまいます。
こうなってしまうとどんどん鳩が増えてしまい減ることはありません。
当社が請け負った物件で一番被害が大きいソーラーパネルで戸建て住宅のソーラーで20羽~30羽
アパートの大きいソーラーで50羽ほど住み着いていました。被害受けている皆様。
暖かくなり被害が拡大しないうちに鳩対策のご検討をされてみてはいかかでしょうか?